【2019年81歳現在】アンソニー・ホプキンス「演じるのは公園を歩くぐらい簡単さ」

【2019年81歳現在】アンソニー・ホプキンス「演じるのは公園を歩くぐらい簡単さ」

では現在のアンソニー・ホプキンスは何に思いをはせているのだろう。スクリーン上での重厚感溢れる演技の一方で、プライベートではSNSを積極的に活用しチャーミングな素顔を覗かせている。彼の思考が垣間見える最近のインタビューをピックアップ。前回の記事『【1969年31歳当時】アンソニー・ホプキンス「役者は嫌いだが、演じるのは好きなんだ」』と読み比べてほしい。

アンソニー・ホプキンス「人生は自分のためだけに使うには短すぎるよ」

仕事中毒なんだ。演じて、絵を描いて、楽器を弾いて、たくさん本を読む。脳が活性化するから死ぬまで働き続けるよ。何時間もスタジオで絵を描いてると妻が呼びに来るんだよ―「もう十分でしょ」って。あんまり常識がないってことかな。

(『羊たちの沈黙』で演じたハンニバル・レクター博士役について)こういう種類の人物に対して直感が働くんだ。彼らはナルシスト。僕もそうかはわからないけどただ理解できるんだよ。そして僕は決して彼から逃れることはできない。脚本を読んだとき、これは人生をかける役だってわかった。僕の全てを変えたんだ。

メソッド俳優ではないんだ。セットに行ってめいっぱい楽しむだけだよ。役作りではリサーチはしないし少し読むだけ。手当たり次第って感じさ。分析やリサーチはいいけど僕向きじゃない、極端なやり方はしないんだ。人生は自分のためだけに使うには短すぎるよ。

演じるのは公園を歩くぐらい簡単さ。

62年前に初めての仕事をもらって、今ここにいるなんて驚きだよ。彼らが仕事をくれるから働いてきたってだけだ。最近人生を振り返ったけれど、すごいな、この人生を誰が作ったんだと思う。どうやって困難を乗り越え立ち直るかっていう人生の謎に興味があるよ。答えはわからないけどね。

アンソニー・ホプキンス「情熱や喜び、生きる力にするために創作することが大切」

どんなに人生で成功したって、君は君のままだよ。

神父に「最も短い祈りはなんだい?」と聞いたんだ。彼は「『どうでもいい』だよ」と答えた。気持ちを吐き出すということだ。ただ「どうでもいい」と言ってごらん。何も重要ではないんだ。そのままの人生を楽しむことが大事なんだ。今日の君の人生は素晴らしい。

年をとってくるとただむせび泣きたい時が出てくるんだ。悲しみからではなく、喜びからね。

情熱や喜び、生きる力にするために創作することが大切なんだ。真剣に捉えすぎないこと。

若かったころはもっと激しかったんだ。10年ほど前かな、ある年齢になって、「なあ、リラックスしようよ。楽しもう!」と思ったんだ。

参考記事:Why Anthony Hopkins, 81, Says He’ll Never Stop Working: ‘It Keeps the Brain Active’
https://people.com/movies/why-anthony-hopkins-will-never-stop-working/

Why Anthony Hopkins Doesn’t Research His Roles – WSJ
https://www.wsj.com/articles/why-anthony-hopkins-doesnt-research-his-roles-11574343089

Anthony Hopkins talks to Brad Pitt About Movies, Mortality, and Mistakes
https://www.interviewmagazine.com/film/anthony-hopkins-talks-to-brad-pitt-about-movies-mortality-and-mistakes

Anthony Hopkins: ‘No matter how much success you have, it’s not going to fix you’
https://www.telegraph.co.uk/films/0/anthony-hopkins-no-matter-much-success-have-not-going-fix/

(画像は『anthonyhopkins 2019年2月9日付Instagram』のスクリーンショット)

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