日本でも公開された映画『Ocean’s 8 (邦題:オーシャンズ8)』に出演をしていた、女優ミンディ・カリング。脚本家、コメディアン、プロデューサー、そして一人娘の母でもある。2017年12月に第一子の女の子キャサリーン・カリングちゃんを出産したミンディ・カリングは、当時38歳という比較的高齢出産であった事実に加え、子どもの父親を明かさず、シングルマザーとして子どもを育てる決断をしたことが話題となった。キャサリーン・カリングちゃんの誕生から約1年半。6月7日に放送された米トーク番組『The View』にゲストとして参加したミンディ・カリングが、母になりたい女性へ心温まるアドバイスを送った。
映画『オーシャンズ8』出演女優・シングルマザーのミンディ・カリング「お母さんになりたいのであれば…」
ミンディ・カリングは、特に順調なキャリアがある女性について「子どもをもつタイミングは見つけにくいもの」と述べ、だからこそ、「お母さんになりたいのであれば、それは素晴らしい決断であるし、そうでないのであれば、それも素晴らしい決断よ。」と率直に語った。
彼女自身の経験としては、子どもを授かったことは想定外だったものの、「私にとっては、40歳になる前に子どもをもてたことは素晴らしいことだった。」と語り、「仕事との兼ね合いを考えている方に、40歳になる前の出産をおすすめします。」と続けた。
映画『オーシャンズ8』出演女優・シングルマザーのミンディ・カリング「『正しい順番』で行動できていないことを恐れないで」
映画『オーシャンズ8』の共演者達と (画像は『mindykaling 2018年6月7日付Instagram』のスクリーンショット)
元々ミンディ・カリングは自分を「母性があるほうではない」と思っていたそう。しかし、キャサリーン・カリングちゃんを育てるなかで、「この母親としての役割や責任は楽しくもなりえること」 と気付いたと語った。
2018年に、母校のダートマス大学で学位授与式のスピーチを務めたミンディ・カリング。その際、子どもをもつことに関して、「テレビや映画では、自分の母親や配偶者と一緒に子どもを育てることが普通と描かれている時代ですよね。でも私が子どもを産んだときは、どちらもいなかった (彼女の母は2012年に他界)。やはり怖かったです。」と述べた。しかし、「でも一人ではないことに気付いたんです。」と続けてからこのように語った――「いわゆる『正しい順番』で行動できていないことを恐れないで。チェックリストをもつことも役立つけれど、自由に生きましょう。私は、もし結婚前に自分の子どもをもつ決断を変えることができると今言われても、一切変えません。」
ミンディ・カリングは今年6月24日に40歳の誕生日を迎える。
(画像は『mindykaling 2018年4月12日付Instagram』のスクリーンショット)
参照記事:【ABC News】New mom Mindy Kaling’s advice to career-driven women who want to be mothers
https://abcnews.go.com/Entertainment/mom-mindy-kalings-advice-career-driven-women-mothers/story?id=63553947
【GMA】Mindy Kaling shares practical and inspirational advice during Dartmouth commencement speech
https://www.goodmorningamerica.com/culture/story/mindy-kaling-shares-practical-inspirational-advice-dartmouth-commencement-55788592